【閲覧注意】有機農業の宿命?
はいどうも。火曜日のヨシダです。
私は奈良県の有機農家で研修しているのですが
有機農業なので当然除草剤やら殺虫剤やらは使えないんですよね。
で、雑草を抑えるためにどうするかというと
物理的に取り除くわけです。手作業で。
今の季節、雑草もどんどん生えるわけでして
かなりの時間を草むしりや草刈りに費やしております。
また、収穫や管理の時に害虫を見かけることが多々ありますが
これもやっぱり物理的に駆除します。主に手で。
カナブンの幼虫なんかは草むしりしてると良く見かけるんですが
カナブンも結構葉っぱをかじるので申し訳ないですが駆除対象です。
スズメガの幼虫なんかは大きいので被害は結構甚大で
これまた申し訳ないですが駆除対象になっちゃいます。
で、手作業で駆除するにはいくつか方法があると思うのですが
1、手で潰す
2、石等の道具で潰す
3、ハサミで切る
4、引き千切る
5、バケツに集めて鶏の餌にする
etc.....
効率の面で行くとやっぱり道具なり地面なりを使ってると時間がかかるので
必然的に1、4辺りが有効になってきます。
でもね、カナブンの幼虫とか皮が予想以上に硬いんですよ。
引っ張ってもなかなかちぎれないし石とかで潰してもなかなか潰れないし。
Q:そんなときにはどうしましょう?
A:頭をひねるように潰します。
これは虫全般に使える方法だと思うんですけど
これだと体液も飛び散らなくてクリーンかつスマートに処理できます。
これ豆な。
まあ虫も好きで加害してるわけじゃないと思うんですけど
人間に見つかったのが運の尽きということで諦めてもらうことを願います。
農業ってやっぱり自然を破壊しなきゃ成り立たない産業だよなと
改めて思う今日この頃でした。まる